毎日の浄土真宗 推薦図書
信心決定する上で、役に立つと思う本を挙げました。
本を読んだからと言って、信が取れるわけではありません。
あくまでも、善知識にお会いして、弥陀をたのむことなければ、いたずら事です。
真実信心について述べている本は、とても希少であり、価値があるものです。
本を読む目的
これらの本を読むとわかることは、「本を読んでも信は取れないなあ」ということがわかります。
「考えても信は取れないなあ」ともわかります。
このサイトでも、言いたいことは同じです。
「一日でも一刻でも早く弥陀をたのめ」ということ以外、ありません。
そのための近道は、信決定している人に会って、尋ねることです。
推薦図書
「どれかひとつ」という方には、御文様五帖八十通を繰り返しご聴聞することをお勧めします。
(「御文様をご聴聞」というのは、誰かに読んでもらうか、自分で音読すれば良いのです。)
一度読むだけでは、必ず間違いがありますので、幾度も読むことが肝心です。
御文・・・我等が往生の鏡
一枚起請文
領解文(改悔文)
御裁断申明書
安心決定鈔
教行信証 総序
正信偈
和讃
◎五濁増のときいたり 疑謗のともがらおほくして
道俗ともにあひきらひ 修するをみてはあたをなす
御文様
◎聖人一流の章
聖人一流の御勧化のおもむきは、信心をもつて本とせられ候ふ。そのゆゑは、もろもろの雑行をなげすてて、一心に弥陀に帰命すれば、不可思議の願力として、仏のかたより往生は治定せしめたまふ。その位を「一念発起入
正定之聚」とも釈し、そのうへの称名念仏は、如来わが往生を定めたまひし御恩報尽の念仏とこころうべきなり。あなかしこ、あなかしこ。
領解文
もろもろの雑行雑修自力のこころをふりすてて、一心に阿弥陀如来、われらが今度の一大事の後生、御たすけ候へとたのみまうして候ふ。たのむ一念のとき、往生一定御たすけ治定と存じ、このうへの称名は、御恩報謝と存じよろこびまうし候ふ。この御ことわり聴聞申しわけ候ふこと、御開山聖人御出世の御恩、次第相承の善知識のあさからざる御勧化の御恩と、ありがたく存じ候ふ。このうへは定めおかせらるる御掟、一期をかぎりまもりまうすべく候ふ。