浄土真宗の教義について

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●No.141
菩提心
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[ 1945 ] 菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/22 (Tue) 18:25 △up ▽down
ジャンヌ掲示板では、私は還相を(かんそう)と読んでいました。

仏語も全然知りませんでした。

しかし、不思議にこのように書いている自分がいます。

で、そのような何も分からん菩提心が、

還相(げんそう)廻向は浄土に往生したものが此の世界に還ってきたと思うところを引用しました。


それでは、まず真宗辞典より

[還相廻向]
往相廻向と共に二種廻向の一で、阿彌陀佛が一度、浄土へ往生したものには、また此の世界へたち還って他力の衆生を済度するという大きな作用を本願力によりて廻向されると云うことで、もと法蔵菩薩の五念門の第五廻向門に出て、真宗教義の根底をなし、和讃には「如来の廻向成就して往相還相二つなり」と云われ、教行信證の巻頭には、「謹んで浄土真宗を按ずるに二種の廻向あり、一者往相、二者還相」と決定せられる。尚往還廻向を見よ。

この「真宗辞典」が発刊されたのが、1935年で、第19刷、新装版4刷。
異議があればきっと訂正されていると思ったので、そのまま引用しました。

南无阿彌陀佛

●re.1
菩提心
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[ 1946 ] Re1:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/22 (Tue) 18:27 △up ▽down
仏は彼岸に立って待っている。彼岸はさとりの世界であって、永久に貪りと瞋りと愚かさと苦しみと悩みとのない国である。そこには智慧の光だけが輝き、慈悲の雨だけが、しとしと潤している。
この世にあって、悩む者、苦しむ者、悲しむ者、または、教えの宣布に疲れた者がことごとく入って憩い休らうところの国である。
この国は、光の尽きることのない、命の終わることのない、ふたたび迷いに帰ることのない仏の国である。

まことにこの国は、さとりの楽しみが満ち満ち、花の光は智慧をたたえ、鳥のさえずりも教えを説く国である。まことにすべての人々が最後に帰ってゆくべきところである。

しかし、この国は休息のところではあるが、安逸のところではない。その花の台(うてな)は、いたずらに安楽に眠る場所ではない。真に働く力を得て、それをたくわえておくところの場所である。

仏の仕事は、永遠に終わるところを知らない。人のある限り、生物の続く限り、またそれぞれの生物の心がそれぞれの世界を作り出している限り、そのやむときはついにない。

いま仏の力によって彼岸の浄土に入った仏の子らは、再びそれぞれの縁ある世界に帰って、仏の仕事に参加する。

一つの燈がともると、次々に他の燈に火が移されて、尽きるところがないように、仏の心の燈も、人びとの燈に次から次へと火を点じて、永遠にその終わるところを知らないであろう。

仏の子らも、またこの仏の仕事を受け持って、人びとの心を成就し、仏の国を美しく飾るため、永遠に働いてやまないのである。
(仏教聖典より)

南无阿彌陀佛

●re.2
菩提心
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[ 1947 ] Re2:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/22 (Tue) 18:28 △up ▽down
左様に、そら事を、たくみて申し候ふらん人をば、かへりてあはれむべきなり。さ程のものの、申さんによりて、念佛に疑いをなし、不信をおこさんものは、言ふに足らぬ程の事にてこそは候はめ。
大方彌陀に、縁あさく、往生に時いたらぬものは、きけども信ぜず。行ふを見ては腹をたて、怒りをふくみて、さまたげんとすることに候ふ也。
その心をえて、いかに人申すとも、御心ばかりは動(ゆる)がせ給ふべからず、あながちに信ぜざらんは、佛なほ、力およびたまふまじ。いかに況や凡夫の力、および候ふまじき事なり。
かかる不信の衆生を利益せんと思はんにつけても、とくに極楽へまいりて、さとりをひらきて生死にかえりて、誹謗不信の者をも、渡して一切衆生、あまねく利益せんと思ふべき事にて候也。
                        (法然上人御法語)

南无阿彌陀佛

●re.3
菩提心
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[ 1948 ] Re3:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/22 (Tue) 18:28 △up ▽down
色々な場所で書いている時、「偽宗」という言葉を知り、そして有縁の善知識様の御著書を手にした時、同じように「偽宗」のお言葉が載っていました。

そこで、大谷光瑞師お名前を知りました。
浄土真宗本願寺派 第22世法主。

その大谷光瑞師の「極楽荘厳」に書いてあるところが面白かったです。

前の御縁の時に、還相廻向のお話をされる時、第22願「一生補處の願」をよく話をされました。
これが還相廻向の願という事は知りませんでした。

「サンマターバードラ(普賢)の行というものを皆が行うものであるということが書いてあります。
然らば、サンマタバドラの行とは、全體どういうものかと云いますと、此の行は大無量寿経に密接の関係を持っております。この経と密接の関係があるということを特に申し上げて置きたいのです。
今この経を簡略に申上げます。自分は一番先に先ず極楽国土に生まれんことを願い、そうして極楽国土に生まれて阿弥陀仏の威力によりて再び他の世界に出て、ありとあらゆる有情を凡て極楽国土に伴れてかえる。こういうのがサンマダバトラの行というのであります。
要するに自分がまず極楽国土に生まれ、ここで阿彌陀佛の威力によりてもとへ戻って来て、今度は大勢を伴れて極楽に生まれるというのであります。
なぜこういう事をするかと云うと、己の威力が足らない、自分の力でやるには勢力が微弱である。
そこで向こうへ行って一つの電線をつないで、電流を借りなければならぬ。その力を持って今度は有りとあらゆる者を凡て伴れて行くというのがサマンタバトラの行でございます。
これを詳しく説きましたのが、華厳経でございます。・・・・」

南无阿彌陀佛

●re.4
菩提心
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[ 1949 ] Re4:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/22 (Tue) 18:29 △up ▽down
○信心よろこぶその人を    如来とひとしとときたまふ
      大信心は佛性なり   佛性すなわち如来なり

○如来すなはち涅槃なり    涅槃を佛性となづけたり
      凡地にてはさとられず   安養にいたりて證すべし

(浄土和讃)

南无阿彌陀佛

●re.5
一凡夫
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[ 1954 ] Re5:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/25 (Fri) 03:05 △up ▽down
菩提心さま

お久しぶりでございます。書き込みはしないと思っていましたが、
久しぶりに、こちらの掲示板を拝見させていただました。

教行心証は、「つつしんで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、
二つには還相(げんそう)なり。」という文から始まります。つまり、親鸞は、
「回向」ということを如何に重んじていたかを暗に示しています。

往相とは、いまずもがな、信心をいただいた人間が、弥陀の浄土に生まれることです。

一方、「還相回向」に関して、一般的には無視されがちです。
人として生まれ、生死病死の四苦八苦などに苦しみ、時に人を妬んだり、腹を立てたり
します。
しかし、信心をいただいたからには、我々は「仏の子」であることを忘れてはなりません。
信心をいただいたといって、何も偉くなったわけではありません。しかし、
苦しむ衆生を見て、かわいそうだな、なんとかしてあげなくてはと、思うのが
還相回向です。

場合によっては、そのお気持ちがしっかりされおられる場合、弥陀より、還相回向の
仕事が与えられます。

●re.6
菩提心
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[ 1955 ] Re6:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/06/25 (Fri) 13:42 △up ▽down
一凡夫様

お書き込み有難うございました。

身体中から燃えたぎるような気持ちが起きて、ついつい書いてしまいました。

そして、こわごわ掲示板を開けてみました。

いつもこんな調子です。

私、今まで自信があって書いている訳ではないんです。

ずっと色々なところで書いていて、後で読み返しても、「これ、ホントに私が書いたのかな?」って思う時があります。

でもやっぱり私なんでしょう。



>しかし、信心をいただいたからには、我々は「仏の子」であることを忘れてはなりません。
>信心をいただいたといって、何も偉くなったわけではありません。しかし、
>苦しむ衆生を見て、かわいそうだな、なんとかしてあげなくてはと、思うのが還相回向です。


上記のお言葉はとても有難いなと思います。

私は3か所変わりました。

そして前に御縁頂いた所では、第22願を上げて、一凡夫様のような捉え方をされて、私もとても嬉しかった思いがしました。

でも、阿弥陀様に救われた人は一味同行の筈なのに、自分は特別な人のような振舞いをし、そのうちランク付けをしているのを知り、御文と違うような気がしていました。



>場合によっては、そのお気持ちがしっかりされおられる場合、弥陀より、還相回向の仕事が与えられます。

私の周りにも本当は沢山おられるのでしょうが、きっと私が偏屈なのかも知れません。

私にはそういう人より還相回向だと思いながら、いつの間にか人を見下だす人とのご縁の方が多かったから、還相回向の人は覚りを得た人で有って欲しいと思うのかも知れません。

還相回向のお方は、往相回向のお方とどのように違うのでしょうか?

私にはよく分かりません。

親鸞聖人のようなお方は往相回向から還相回向になられたのでしょう?

ただ、弥陀に救われているのなら、人を区別せず平等に接して下さる人が還相回向の人だと嬉しいとは思います。

南无阿彌陀佛

●re.7
菩提心
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[ 1998 ] Re7:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/07/22 (Thu) 13:31 △up ▽down
釈迦。初に蓮華蔵世界に現じ玉ひしより東方より来て、天宮の中に入て、魔受化経を説き玉ひ已て。
南閻浮提の迦夷羅国に下生し玉ふ。
母をは摩耶と名け、父をは白浄と字け、吾を悉達と名く。
七歳にして出家し、三十にして成道す。吾を号して釈迦牟尼佛とす。
寂滅道場に於て、金剛華光王座に座し、乃至摩醯首羅天王宮にして、其中次第に、十住処にして説き玉ふ所なり。
佛諸の大梵天王の網羅憧を観じて、因て為に説き玉ふ。
無量の世界は、猶し網孔(アミノメ)の如し。一一の世界、各各不同にして、別異なること無量なり。佛の教門も亦復是の如し。吾今此の世界に来ること八千返なり。
此の娑婆世界の為に。・・・・

我れ今盧舎那。   方に蓮華台に坐せり
周匝せる千華の上に     復千の釈迦を現す
一華に百億の国ありて     一国に一釈迦います
各ゝ菩提樹に坐して     一時に佛道を成せり
是の如き千と百億とは    盧舎那の本身なり
千と百億との釈迦    各ゝ微塵の衆を接して
倶に我が所(みもと)に来至して    我が佛戒を誦するを聴て
甘露の門即ち開けぬ     是時に千と百億と
還て本の道場に至て     各ゝ菩提樹に坐し
我が本師の戒の    十重四十八を誦す
戒は明なる日月の如く    亦瓔珞珠の如し
微塵の菩薩衆     これに由て正覚を上す
是れ盧舎那誦し玉へり   我も亦是の如く誦す
汝新学の菩薩も     頂戴して戒を受持すべし
是の戒を受持し巳て     転じて諸の衆生に授けよ
諦に聴け我れ正しく     仏法の中の戒蔵の
波羅提木叉を誦す     大衆心に諦に信ぜよ
汝は是れ当成の佛なり     我は是已成の佛なり
常に是の如の信を作(なせ)ば   戒品巳に具足しぬ
一切心あらん者は     皆佛戒を摂すべし
衆生佛戒を受れば     即ち諸仏の位に入る
位大覚に同し巳て     真に是れ諸佛の子(みこ)なり
大衆皆公恭敬して     至心に我誦するを聴け

(梵網経より)


南无阿彌陀佛

●re.8
菩提心
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[ 2000 ] Re8:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/07/22 (Thu) 21:10 △up ▽down
我が歳きはまりて、安養浄土に還帰すといふとも、

和歌の浦曲のかたを浪の、寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ。

一人居て喜ばゝ二人と思ふべし、

二人居て喜ばゝ三人と思ふべし、

その一人は親鸞なり。

   我なくも法は盡きまじ和歌の浦
      あおくさ人のあらんかぎりは   

       (御臨末の御書  親鸞聖人)

南无阿彌陀佛

●re.9
菩提心
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[ 2001 ] Re9:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/07/22 (Thu) 21:15 △up ▽down
それさかんなるものはかならずおとろふことあり、あいあふものには、別離することありとときたまへり。
かかる無常のかなしみは、浄土にあらずばのがれがたく、この有待のすがたは生死をはなれずば、いかでかあらためん。
  (存覚法語)

○有待・・・うだい、うたい 有限でなくはかない人間という存在



佛を不可思議光佛と号す。彼の誓願に帰して、往生を得るが故に、往生の徳を指して難思議といふ。
是れ則ち、罪悪生死の凡夫、無有出離之縁の下機、偏に佛力に由て、報法高妙の浄土に入ることを得、更に凡心の思度(したく)する、ところにあらず、更に言口の及ぶべき、ところにあらず。
是の故に、嘆じて難思議といふなり。
     (六要鈔)


存覚、御辞世の御詠にいはく「今ははや一夜の夢となりにけり、往来あまたのかりのやどやど」
此の言を蓮如上人仰せられ候ふと云々

「さては釈迦の化身なり、往来娑婆の心なり」と云々

「我が身にかけて心得ば、六道輪廻めぐりめぐりて今臨終の夕覚(ゆうべさとり)を開くべし、といふ心なり」と云々、

    (御一代記聞書 (306) )


南无阿彌陀佛

●re.10
菩提心
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[ 2010 ] Re10:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/07/24 (Sat) 12:21 △up ▽down
二には「還相廻向」といふは、『浄土論』に曰く「本願力の廻向を以ての故に、是出第五門と名づく」といへり。
又、曰く「彼の国に生まれ已わりて還りて大悲を起こして、生死に廻り入りて、衆生を化す、亦廻向と名づく也」とへり、これは還相の廻向と聞えたり。この意は一生補處の大願にあらはれたり。


大慈大悲の誓願は『大経』に言はく、「設ひ我佛を得んに、他方佛土の諸の菩薩衆、我が国に来生せば究竟して必ず一生補處に至らん、其の本願自在の所化衆生の為の故に、弘誓の鎧を被て徳本を積累し、一切を度脱し諸佛の国に遊びて菩薩の行を修し十方の諸仏如来を供養し、恒沙無量の衆生を開化して無常正真の道を立せしめんをば除かん、常倫諸地の行を超出して現前に普賢の徳を修習せん、若し爾らざば正覚を取らじ」この悲願は如来の還相廻向の御誓なり。

   (往還廻向文類  親鸞聖人)


南无阿彌陀佛

●re.11
菩提心
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[ 2013 ] Re11:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/07/25 (Sun) 07:54 △up ▽down
還相廻向も還の字もかへると云う字なれども、意(こころ)が違ふのじゃ、還は行たり戻りたりする其時の還るに使ふ、一度人間界から極楽へ参り極楽から衆生済度に還へりて来る、其還へりて来るときは、もとの白凡夫かと云えばそうじゃない。御和讃に

安楽浄土にいたるひと  五濁悪世にかへりては

   釈迦牟尼佛のごとくにて  利益衆生はきはもなし

  (浄土和讃  親鸞聖人)

とお示しなされて釈迦の如く衆生済度を縁にして縁がつくれば極楽に戻り亦復た済度に出ると云う、これが還の字の意じゃ。帰の字はそうじゃない。

     (帰命字訓信仰談  藤谷還由口演より)


南无阿彌陀佛

●re.12
菩提心
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[ 2040 ] Re12:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/08/03 (Tue) 20:39 △up ▽down
○菩提心は、諸宗各々其の心得同じからず。浄土宗の意は浄土に生れむと願むを、菩提心といむ。
        (宗祖大師  三部経釈)

○浄土宗の菩提心は、先ず浄土に往生して、一切衆生を度し、一切煩悩を断じ、一切法門を悟りて、無上菩提を證せんと欲する心なり。  
        (宗祖大師  漢語燈録)

○菩提心に就き、諸宗の所立同じからず、善導の意は自らまず浄土に生じて、菩薩大悲の大行を満足して後、還りて生死に入り、遍(あまね)く衆生を度せんと欲す。即ちこの心を菩提心と名くるなり。
        (宗祖大師  漢語燈録)

○誓って彌陀安養界に到り、穢国に還来して人天を度せん。
        (善導大師  法事讃)

○彌陀に奉仕して、不退の位を證し、佛の加被を請て、先ずこの界に来て桔縁の者を導き、無縁の者を訪(と)う。或いは慈念鞠育(じねんきくいく)の父母となり、或いは至孝鐘愛の男女となり、或いは春風秋月の良友となり、或いは飛華落葉(ひけらくよう)の同行となり、断金契り深く、芝蘭(しらん)の談ひ、芳ばしい。
       (永観律師   往生講式)

      (源空聖訓より)

★永観律師のお名前から、禅林寺の「みかえり阿弥陀像」を思い出す。
 「永観遅し」と声をかけられた左側面のお姿。
 慈悲に満ちたお顔。いつもこんな風に見護って下さっておられるのだろうか。


南无阿彌陀佛


●re.13
菩提心
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[ 2044 ] Re13:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/08/06 (Fri) 10:32 △up ▽down
「遊煩悩林現神通   入生死園示応化」といふは、これは還相回向のこころなり。

彌陀の浄土にいたりなば、娑婆にもまたたちかへり、神通自在をもって、こころにまかせて、

衆生をも利益せしむべきものなり。

     (正信偈大意  蓮如上人)


南无阿彌陀佛

●re.14
菩提心
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[ 2085 ] Re14:菩提心が考える還相(げんそう)廻向 2010/09/05 (Sun) 14:54 △up ▽down
いそぎ信心を決定して極楽に参るべき身になりなば、これこそ真実真実ながき世のたから

をもうけながら生をえて、やけもうせもせぬ安養の浄土へ参りて、命は無量無遍にして老

いせず死せざる楽しみをうけて、あまつさえ穢国にたちかえりて神通自在をもてこころざ

すところの六親眷属をこころにまかせてたすくべきものなり。これすなわち還来穢国度人

天といえる釈文のこころなり。    (帖外御文  蓮如上人)


南无阿彌陀佛



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