浄土真宗の教義について

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●No.12
おやおや
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[ 63 ] 「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:08 △up ▽down
阿含経で調べて見ました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
>ブッダの言葉と呼ばれている物はこの経典に納められているものが多く、有名な物に毒矢の例えや、自灯明・法灯明などがある 大般涅槃経などの一部になっている物もある。 阿含経の内容にはかなりの多様性があり、法句経には他の阿含経典にはない、死後の世界に対する記述も見られる。

被害家族掲示板「3018」の毎日様の書込み
>私は以前、「大乗非仏説」をとなえる人と対話(メールのやり取り)したことがあるのです。
>そのとき、その方は、富永仲基という方が書いた『出定後語』という本を根拠にしていました。「そこに精緻な論証がある」とその方は言いました。
>ところが、その本はなかなか入手のできないもので、図書館にあるところまではわかったのですが、(結局、まだ私も読んでいません)その一部をインターネットで読むことができました。
>そしてわかったのは、「その方は『出定後語』を読んでいない」ということです。
>つまり、「『出定後語』には、大乗非仏説が、精緻に論証してある」という記述を、おそらくどこかで読んだか聞いたに過ぎないのです。
>そんなことを書いたり考えたりしているうちに、その方とのコミュニケーションは、終わりました。(たぶん、私みたいな人物には、あきれてしまったのでしょう。)
>誹謗中傷というものは、そこら中から湧いてきます。(自らの、心の中からも湧いてきます。)
>原始仏典も、膨大ですので、なかなか読めませんが、その一部を通読するだけでも、一般に言われている誤解は、次々とわかります。


被害家族掲示板過去ログ [ 283 ]  元会員(A)
読んでいて思いましたが、質問すべきことは次のことだと思います。
ここの掲示板に現れた新人太郎氏が高森会長かについてです。
これは会員の中では自明のことです。
つまり質問の中に、高森会長が新人太郎氏だったのかを聞いてみる
べきです。
http://www.geocities.jp/shinran0826/index.htm

上記の新人太郎氏と、459氏のやりとりが出ています。
459氏は、このように言っています。
>大乗仏教の経典は仏説ではありません。
>あなたはこの事実を聞いてどう思いますか?

僕は、ずっと疑問に思っていたのですが、
「大乗仏教」と「大乗非仏説」とは、どのようなものなのですか?

●re.1 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 64 ] Re1:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 06:18 △up ▽down
おやおや 様

「大乗非仏説」というのは、「大乗の教えは、釈尊が説いた教えではない」という説です。

昔から、いろいろな本で読んだり、また、聞いたこともあるので、私も、「そうなのかな」と思っていた時期がありましたが、結局、何が根拠か私にはわからないままです。

経験を積んでいるうちに、多くの方が言っていることでも、特にそれだけで信じるのが良いということにはならない、という考え方になったので、今ではあまり気になりません。

有縁の方が、疑問に思う可能性があるので、勉強したいと思うのですが、今のところ、詳しい知り合いがいないので、よくわからないのです。

おそらく、文献学的に、あるいは、言語学的に検証しようとしているのだと思いますが、口伝の教えがあるわけですし、他にも伝承の道筋はありますので、あまり今の私に対しては、説得力がないのです。

詳しい方のご教授を待ちたいと思っています。

「歴史学上は」ですとか、「歴史的に実在した釈尊は」のように、見た事があるかのように語る人がいますが、そういう人に会ったら、何が物証として出ていて、その人はそのような説を取るに至っているのか、聞いてみて下さい。

「釈尊のもともとの教えは」と言う人もよくいるのですが、「原始仏典(初期教典)を読んだことはありますか?」と聞いてみてください。

これでお答えになっているかわかりませんが、いずれ、こちらのホームページのコンテンツとして、準備したい内容です。

『出定後語』も、著作権上の問題がなければ、こちらで公開しようと思っています。

この項につきましては、ご紹介いただいたページもお読みしまして、また書き込み致します。

●re.2
おやおや
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[ 66 ] Re2:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:13 △up ▽down
毎日様

宜しくお願いします。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
の中にも、そのような意見が書いてあるので、
外部リンク
広済寺:http://www.kosaiji.org/Buddhism/early.htm
を読んでいると、前面的には否定していないですが、でも今一分りません。


僕達は、大乗仏教を信じているのでしょう。
でも、459氏の書込みは、とても誠意あると思うのですが、

>大乗仏教の経典は仏説ではありません。
>あなたはこの事実を聞いてどう思いますか?
>親鸞聖人の説だけでなく、大乗仏教すべてが仏説ではないんです。

の書込みのところを読むと、僕のような教学力を持っていないものは、本当に頭の中が混乱するのです。


◎僕の信心には、とくに関係ないですが、
僕は親鸞会から、この道を来たことを考えると、どうしても気が付いて欲しいと思っているからです。
きっと、真実信心頂いた折には、毎日様と一味同行ですので、このような疑問も、無くなってくると思います。
又、教えを受けても、よく理解できると思います。

●re.3 admin 
毎日
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[ 67 ] Re3:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:13 △up ▽down
おやおや 様

459氏の書き込み、まだ読んでいないのです。きちんと読んだら、また書き込み致します。

>>大乗仏教の経典は仏説ではありません。
>>あなたはこの事実を聞いてどう思いますか?
>>親鸞聖人の説だけでなく、大乗仏教すべてが仏説ではないんです。
>
>の書込みのところを読むと、僕のような教学力を持っていないものは、本当に頭の中が混乱するのです。

(とりあえず書くのですが)混乱する必要は、ないですよ。

親鸞聖人も、私も、仏説だと思って修行したと思います。

●re.4 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 68 ] Re4:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:17 △up ▽down
おやおや 様

>私たちの祖師の多くは、平安時代か鎌倉時代の方です。それらの方が、知りたくても知り得なかった原始仏教やインド仏教学のことを私たちは知ることができるのです。

このように書いてありましたが、法然上人も、親鸞聖人も、もちろん、戒定慧の教えは、ご存知ですよ。

●re.5 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 69 ] Re5:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:25 △up ▽down
おやおや 様

459氏ですが、

>大乗非仏説については、親鸞会の真偽云々以前に、大乗経典は仏説ではないという厳然たる事実なんですよ

とあります。「厳然たる事実」となぜ言いきれるのか、おやおや様も、少し想像してみて下さい。

「厳然たる事実」とまで言うには、相当に強い根拠が必要です。

私はこういう議論は、あまり誠実だと思わないのです。

●re.6 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 70 ] Re6:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 08:01 △up ▽down
おやおや 様

まだ、私はきちんとは読んでいませんが、通読した限りでは、新人太郎さんは、まともなことを言っていると思います。(「まともなこと」というのは、教義の内容のすべてを指すのではありません。教義上は、459氏とも、新人太郎さんとも、私は違いがあります。)

途中、459氏は、

------------------------------------------------  
 善 →| 念仏(極善)| 諸善 |(悪)
================================================
 仏教 |   勧   | 勧  | 無勧
------------------------------------------------
 真宗 |   勧   | 無勧 | 無勧
------------------------------------------------

と書いていらっしゃいますが、

私は、

------------------------------------------------  
 善 →| 念仏(極善)| 諸善 |(悪)
================================================
 仏教 |   勧   | 勧  | 無勧
------------------------------------------------
 真宗 |   勧   | 勧  | 無勧
------------------------------------------------

と考えます。

真宗が、仏教と異なるはずがありません。

●re.7 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 71 ] Re7:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:46 △up ▽down
おやおや 様

私は、新人太郎さんとは、考え方が違うところも多いですし、また、新人太郎さんには、横柄なところもあると思います。

しかし、459氏にも、私にも、横柄なところがあるのですから、横柄なことは、もうこれは凡夫の性として、仕方がないことです。

そして、459氏は、新人太郎さんの質問に答えていないと思います。

●re.8 admin 
毎日
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↑毎日宛にメール
[ 72 ] Re8:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 07:55 △up ▽down
たとえば、新人太郎さんの

>親鸞聖人の教えの最要の、信前・信後の違い目が分からねば、雑行の行体も分からねば「捨てよ」の真意も分からない。  
> それでは「雑行を捨てよ」の多くの提示もナンセンスになりましょう。
>「雑行を捨てよ」
>とは、459さんの言うような、
>「諸善を捨てよ、やめよ」
>ということではなく、
>「諸善を往生の役に立たせようとする心を捨てよ」
>ということではありませんか。
> 
> それを、
>「諸善をやめよ、するな」
>と、聞き誤っている、真宗の道俗のいかに多いことか。  
> 答えに窮される459さんも、そのお一人にすぎないと言えましょう。

ですが、文体はともかく、ここにおける基本的な主張に、私は賛成です。

ただ、

>「諸善を往生の役に立たせようとする心を捨てよ」

の部分ですが、これは間違いではないと思いますが、この「捨てよ」は自力の意志を表現している可能性があります。


●re.9 admin 
毎日
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[ 73 ] Re9:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 08:09 △up ▽down
459氏は、新人太郎さんの質問に答えていませんが、後ろの方になると、新人太郎さんが、ご自分の考えを述べていらっしゃいます。

そこで述べられている内容と、私の考えは違うのですが、459氏に比べると、新人太郎さんの方が、新人太郎さんの質問には答えていると思います。

自問自答なのですから、当然かもしれません。

459氏は、ご自分の書き込みを理解されていないと思いますが、そもそも大乗仏典は仏説ではないと考えている方が、真宗の教義を解説しようとしているところにムリがあると思います。

議論の筋道としては、まずはじめに、大乗非仏説の根拠を挙げるのが適切だと思います。(新人太郎さんは、それについて質問していないのですが。)

459氏は、「大乗仏典は偽物だと思うけれども、偽物が何を言おうとしているかは理解している」という立場で発言しているのですが、そもそもこれでは立場があまりにも脆弱です。

●re.10 admin 
毎日
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[ 74 ] Re10:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 08:25 △up ▽down
おやおや 様

私の感想としては、新人太郎氏は、とてももったいないと思います。

そこまで考えを進めていて、なぜ、そこで満足してしまったのでしょうか。

459氏が南无阿弥陀仏について答えられないと知っているから、そこを質問したのだと思います。

本当に、真実信心に辿り着くのは、至難の業です。

ある程度わかれば、満足して、そこで止まったりします。

わからないなら、興味を示しません。

新人太郎さんは、求道を止めてしまわれたのでしょうか。親鸞会で、信をいただけたでしょうか。

ご縁のある方には、皆救われてほしいと思います。

●re.11
おやおや
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[ 79 ] Re11:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/02 (Sun) 21:53 △up ▽down
毎日様

僕が、迷える凡夫で書いていた頃ですので、本当に、信前でしたので、あまりよく分りませんでした。

ただ、今、毎日様の書込みを拝読させて頂くと、

人とは、自分の都合の良いように考えるようになるんだと反省しています。

新人太郎氏が、高森先生という話を、被害家族の掲示板等で知ったので、つい批判的に見ていました。

又、弥陀をタノメば、どんな人も救うのが真宗ですよね。

僕は、毎日様の後生は決まっているのだから、目の前の事をやっていくというお言葉。

本当に頼もしいなと、思っています。

僕もそうなりたいです。一日生きることが、一日弥陀の浄土に還る。

どんなに心安心でしょう。


●re.12 admin 
毎日
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[ 81 ] Re12:「大乗仏教」と「大乗非仏説」について 2007/12/03 (Mon) 01:48 △up ▽down
おやおや 様

>又、弥陀をタノメば、どんな人も救うのが真宗ですよね。

全く、その通りです。それを知っている方は、真宗を知っている方です。

後生が定まり、残された命数は、余りのようなものです。

娑婆への執着も、自然と減ってゆくでしょう。

あれほど娑婆にしがみついていた凡夫の執着が減ってゆくのは、
弥陀の光明による根源無明の砕破が、展開してきたのです。

誠に、佛智不可思議。ほんの一瞬で、煩悩を減らす種を埋め込んでくださいます。

煩悩残りますけれども、何も変わらないわけではありません。

ですから、後は残された道をただ歩んでゆけば、自然と仏法を知らされてゆくのです。

本当に、本当に、不思議です。

南无阿彌陀佛



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