親鸞会について

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●No.16
菩提心
非公開の非公開
[ 102 ] 御開山聖人御臨末之御文章 2008/08/31 (Sun) 12:24 △up ▽down
まめやかに 念佛したまふこと 何より嬉しく 尊とく候へ。

信ずるも心なり。疑うというも心なり。我心にては往生せず。

我心さわりにあらず。信ぜさせたまふは佛智なり。

疑ひまどわしきは、我迷心なり。

此迷ひの心を助けんと誓ひたまふ、佛の心にて安く往生するぞと、信ぜよとなり。

この要を教んとて、疑ひ、のぞけといふなり。

疑ひ有ては往生せずと、あやぶむ心、すなはち疑ひにて有ものを、何事も疑ひ、まどわしきは、凡夫の常なり。

さりとは、佛は兼てしろしめして、助けんと誓ひ、たまえるものをと、機にとどこふらず、うちはなれて、

南无阿弥陀佛、南无阿弥陀佛と、たのむこそ、目出度往生にて候。  あなかしこ あなかしこ


此御ことわり、たれの人にも、能々(よくよく)伝て玉ふべく

  弘長二年霜月廿七日夜     親 鸞 御 判

覚信尼  御元え



★ 通俗親鸞聖人御一代記より (大富秀賢著)

翌(あ)くればいよいよニ十八日です。わが聖人は朝から称名の声暫くも止み玉はぬ、やがて重き枕の中から親しく筆を執らせ玉ひ

『われ歳きはまりて安養浄土に還帰すといへども和歌の浦わの片雄波、よせかけ々々かへらむにおなじ、一人居て喜はゞニ人と思ふべし、二人居て喜ばゝ三人と思ふべし、其一人は親鸞なり』 

巳の刻(現今の午前十時)にもなればお念佛の聲が次第々々に幽(かす)かにからせらる、集ふお弟子方は愈々(いよいよ)御臨終よ、永きお別れよと、老ひも若きも涙を絞らぬ者はありません。モーこの時は頭北面西北脇になり如来涅槃の儀を守らせらる、斯くて南無阿弥陀仏々、遂に午の刻(只今の正午)に至り念佛の息絶へまし々て大往生を遂げさせられた。
時に頽齢(たいれい=老い衰えた年齢・老齢)九旬にまし々たのであります。
実に弘長二年十一月二十八日、釈尊御入滅より二千ニ百十一年目、法然上人に後れさせ玉ふこと五十年であります。・・・・・・
それはこの御伝抄は奇特霊瑞を書き残すのが本旨ではなく、法然上人から御相承の浄土真宗の要義を示し念佛為本の真意を末代のわれ等に伝えて下さるが一部始終の思し召しで御座ります。
信心決定の上の佛恩報謝の念佛は法然上人から御相承の肝要、浄土真宗の骨目で御ざりますから、わが聖人の御臨終にも只佛恩報謝の称名を相続し玉ふ要義を述べ以て真宗の肝要たることをその余の奇瑞はお省きになったのであります。・・・・・

○御臨末の御書の最後の日付は
弘長二歳十一月

御開山聖人御臨末之御文章 では弘長二年霜月廿七日夜 親鸞御判
まさしく、御臨終の最後の最後に書かれた御文章ですね。

勉強は嫌いな私ですが、色んな所を調べてみたり、教えて頂いて、ますます蓮如上人が親鸞聖人の再来のように思えてきます。

南无阿弥陀佛  

●re.1
愚老
北陸の男性
[ 103 ] Re1:御開山聖人御臨末之御文章 2008/08/31 (Sun) 12:13 △up ▽down
菩提心さま。
後開山聖人御臨末のお言葉
佛智の不可思議に信ぜぬ凡人に解りやすくおとき下されたご遺言尊さに唯、ご恩報謝念仏申さずに居れません。
>まめやかに 念佛したまふこと 何より嬉しく 尊とく候へ。
>
>信ずるも心なり。疑うというも心なり。我心にては往生せず。
>
>我心さわりにあらず。信ぜさせたまふは佛智なり。
>
>疑ひまどわしきは、我迷心なり。
>
>此迷ひの心を助けんと誓ひたまふ、佛の心にて安く往生するぞと、信ぜよとなり。
>
>この要を教んとて、疑ひ、のぞけといふなり。
>
>疑ひ有ては往生せずと、あやぶむ心、すなはち疑ひにて有ものを、何事も疑ひ、まどわしきは、凡夫の常なり。
>
>さりとは、佛は兼てしろしめして、助けんと誓ひ、たまえるものをと、機にとどこふらず、うちはなれて、
>
>南无阿弥陀佛、南无阿弥陀佛と、たのむこそ、目出度往生にて候。  あなかしこ あなかしこ
>
>
>此御ことわり、たれの人にも、能々(よくよく)伝て玉ふべく
>
>  弘長二年霜月廿七日夜     親 鸞 御 判

>
>
>★ 通俗親鸞聖人御一代記より (大富秀賢著)
>
>翌(あ)くればいよいよニ十八日です。わが聖人は朝から称名の声暫くも止み玉はぬ、やがて重き枕の中から親しく筆を執らせ玉ひ
>
>『われ歳きはまりて安養浄土に還帰すといへども和歌の浦わの片雄波、よせかけ々々かへらむにおなじ、一人居て喜はゞニ人と思ふべし、二人居て喜ばゝ三人と思ふべし、其一人は親鸞なり』 
>
>巳の刻(現今の午前十時)にもなればお念佛の聲が次第々々に幽(かす)かにからせらる、集ふお弟子方は愈々(いよいよ)御臨終よ、永きお別れよと、老ひも若きも涙を絞らぬ者はありません。モーこの時は頭北面西北脇になり如来涅槃の儀を守らせらる、斯くて南無阿弥陀仏々、遂に午の刻(只今の正午)に至り念佛の息絶へまし々て大往生を遂げさせられた。
>時に頽齢(たいれい=老い衰えた年齢・老齢)九旬にまし々たのであります。
>実に弘長二年十一月二十八日、釈尊御入滅より二千ニ百十一年目、法然上人に後れさせ玉ふこと五十年であります。・・・・・・
>それはこの御伝抄は奇特霊瑞を書き残すのが本旨ではなく、法然上人から御相承の浄土真宗の要義を示し念佛為本の真意を末代のわれ等に伝えて下さるが一部始終の思し召しで御座ります。
>信心決定の上の佛恩報謝の念佛は法然上人から御相承の肝要、浄土真宗の骨目で御ざりますから、わが聖人の御臨終にも只佛恩報謝の称名を相続し玉ふ要義を述べ以て真宗の肝要たることをその余の奇瑞は尾はお省きになったのであります。・・・・・
>
>○御臨末の御書の最後の日付は
>弘長二歳十一月
>
>御開山聖人御臨末之御文章 では弘長二年霜月廿七日夜 親鸞御判
>まさしく、御臨終の最後の最後に書かれた御文章ですね。
>
>勉強は嫌いな私ですが、色んな所を調べてみたり、教えて頂いて、ますます蓮如上人が親鸞聖人の再来のように思えてきます。

全く其のとうりですね。
親鸞聖人は玉日さまを観音菩薩さまの化身として玉日さまは親鸞聖人さまを阿弥陀如来の化身として共に拝み合いの一生でした
玉日の君は祖師聖人の御室なり聖人御帰洛の時御落髪ありて法名慧信と改め稲田に止りたまひ
文永九年九月十八日御禪房において御往生ましませり其の時、御形見に書き残したまふ御遺言の御書なり    稲田御禪房施板
玉日さま御遺言の御消息
我身事前日よりなにとやらん心あしく候。病は死のたよりに候えばひとしお御慈悲のほどたのもしく候。定て身の終と存じかたみのためにかきのこし候。まことに凡夫のならいなればうきことおおく候べし。かヽる身なればこそ、もろもろのほとけにも見はなされ候を、弥陀ふちのすくいたまわんとて、この身一人の往生をかけものになされ、正覚ならせたまえば如来の御すがたこそわれらが往生のうたがいなきしるしにておわしまし候えば、かならず、かならず御あやまちある
まじく候、あしき心がおこり候わば、いよいよとうとみ称名いさみ給うべく候親鸞の仰せも外のことは候わず、はからわず、ただ御恩をよろこぶばかりに候。別にめずらしきこと候わず、ながき御わかれと存じ候、御信心にかわりなき人々は浄土にてはちすのたいめん申すべく候。
                     九月十六日      かしく 尼慧信
>南无阿弥陀佛  

南無阿弥陀仏

●re.2
毎日
url 非公開の非公開

↑毎日宛にメール
[ 104 ] Re2:御開山聖人御臨末之御文章 2008/09/02 (Tue) 02:04 △up ▽down
菩提心 さま
愚老 さま

短いコメントになってしまいますが、

>信ずるも心なり。疑うというも心なり。我心にては往生せず。

本当に尊いみことばであると思います。

このようなみことばを残してくださることにも、深いご配慮を感じ、ありがたく、頭面礼であります。

菩提心さま、ご紹介、本当にありがとうございます。

南无阿彌陀佛

●re.3
泥凡夫
北陸の男性
[ 115 ] Re3:御開山聖人御臨末之御文章 2008/09/06 (Sat) 11:37 △up ▽down
菩提心様 愚老様 毎日様

こんにちは。
バタバタしておりまして書き込みもままならず申し訳ないと思っております。

>まめやかに 念佛したまふこと 何より嬉しく 尊とく候へ。
>
>信ずるも心なり。疑うというも心なり。我心にては往生せず。
>
>我心さわりにあらず。信ぜさせたまふは佛智なり。
>
>疑ひまどわしきは、我迷心なり。
>
>此迷ひの心を助けんと誓ひたまふ、佛の心にて安く往生するぞと、信ぜよとなり。
>
>この要を教んとて、疑ひ、のぞけといふなり。
>
>疑ひ有ては往生せずと、あやぶむ心、すなはち疑ひにて有ものを、何事も疑ひ、まどわしきは、凡夫の常なり。
>
>さりとは、佛は兼てしろしめして、助けんと誓ひ、たまえるものをと、機にとどこふらず、うちはなれて、
>
>南无阿弥陀佛、南无阿弥陀佛と、たのむこそ、目出度往生にて候。  あなかしこ あなかしこ

尊いお言葉であります。
真宗に御縁あった大勢の方々が迷われる大事な場所でありますが、簡潔明瞭にお示し下さってただただ頭が下がります。

南无阿彌陀佛



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