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●No.57
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[ 400 ] 秘事秘伝にてはなきか(聞書)
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2008/03/04 (Tue) 13:12
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◎前々住上人、大坂殿にておのおのに対せられて仰せられ候ふ。一念に凡夫の往生をとぐることは秘事・秘伝にてはなきかと仰せられ候ふと云々(聞書283)
この箇所の、本願寺様による現代語訳は、
【大坂の御坊で、蓮如上人は参詣の人々に対し、「 信心一つで、凡夫の往生が定まるというのは、 何よりも深遠な、秘事秘伝のみ教えではないか 」と仰せになりました】 http://www.bunbun.ne.jp/~namo/sub16.htm
一方、御文様における「秘事」というのは、すべて否定的な用例になっています。
それについても、このスレッドで、少しずつ紹介して参ります。
お聖教の現代語訳が読めるサイトにつきましても、リンクページにして紹介してゆく予定です。
南无阿彌陀佛
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●re.1
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[ 414 ] Re1:秘事秘伝にてはなきか(聞書)
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2008/03/09 (Sun) 19:10
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◎このほかには、わづらはしき秘事といひて、ほとけをも拝まぬものはいたづらものなりとおもふべし(御文3-3)
ここで言う「わづらはしき秘事」というのは、「ほとけをも拝まぬ」ものです。
◎帰命はすなはちこれ礼拝なり。しかるに礼拝はただこれ恭敬にして、かならずしも帰命にあらず。帰命はかならずこれ礼拝なり(論註)
聖人は、
◎ 「帰命尽十方無碍光如来」は、「帰命」はすなわちこれ礼拝門なり、「尽十方無碍光如来」はすなわちこれ讃嘆門なり。何をもってか知らん、帰命はこれ礼拝なりとは。龍樹菩薩、阿弥陀如来の讃を造れる中に、あるいは「稽首礼」と言い、あるいは「我帰命」と言い、あるいは「帰命礼」と言えり。この『論』の長行の中に、また「五念門を修す」と言えり。五念門の中に、礼拝はこれ一なり。天親菩薩すでに往生を願ず。あに礼せざるべけんや。かるがゆえに知りぬ、帰命はすなわちこれ礼拝なりと。しかるに礼拝はただこれ恭敬にして、必ずしも帰命ならず。帰命は(必ず)これ礼拝なり。もしこれをもって推するに、帰命は重とす。偈は己心を申ぶ、宜しく帰命と言うべし。『論』に偈義を解するに、ひろく礼拝を談ず。彼・此あい成ず、義においていよいよ顕れたり。何をもってか知らん、「尽十方無碍光如来はこれ讃嘆門なり」とは。下の長行の中に言わく、「いかんが讃嘆する。いわく、かの如来の名を称す。かの如来の光明智相のごとく、かの名義のごとく、実のごとく修行し相応せんと欲うがゆえに」と(行巻)
とのお示しです。
南无阿彌陀佛
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