浄土真宗の教義について

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●No.49 admin 
毎日
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[ 368 ] 今日道場諸衆等(行巻) 2008/01/29 (Tue) 03:46 △up ▽down
◎今日道場諸衆等恒沙曠劫総経来 度此人身難値遇喩若優曇華始開 正値希聞浄土教正値念仏法門開 正値弥陀弘誓喚正値大衆信心回 正値今日依経賛正値結契上華台 正値道場無魔事正値無病総能来

(大意)
本日、道場に集まったみなさん、私たちは、皆、はるかはるか昔から、迷いの世界をさまよい、流転してきました。この人身を度(はか)ることも、本当に希なことです。まるで、三千年に一度咲くと言われる、優雲華(うどんげ)が、はじめて咲くようなことです。みなさまは、希にしか聞けない、浄土の教えに、本当に、やっと遭うことができます。念仏の法門が開くことに、本当に、やっと遭うことができます。弥陀の本願が喚(よ)びつづけてくださいますことに、本当に、やっと遭うことができます。大衆の信心が、他力に変えられますことに、本当に、やっと遭うことができます。お経さまの通りに、讃嘆することに、本当に、やっと遭うことができます。蓮の台の上にて、約束を結ぶことに、本当に、やっと遭うことができます。道場から、魔のはたらきが無くなることに、本当に、やっと遭うことができます。ひとりのこらず、根源の無明の病を無くしまして来(かえ)れますことに、本当に、やっと遭うことができるのです。

南无阿彌陀佛

●re.1
菩提心
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[ 374 ] 魔のはたらきとは? 2008/01/29 (Tue) 09:03 △up ▽down
毎日様

私達が、信心頂く場所において、

妨げるものがあるとお聞きしております。


釈尊も、悟りを開く時には、色々の魔障に悩まされたと書いてありました。


今、私達が、信心決定する場において、

どのような、魔のはたらきが有るのでしょうか?

●re.2 admin 
毎日
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[ 375 ] Re1:魔のはたらきとは? 2008/01/29 (Tue) 09:26 △up ▽down
菩提心 様

>今、私達が、信心決定する場において、
>どのような、魔のはたらきが有るのでしょうか

弥陀の第十八願では、魔がはたらかないような手順を踏みますので、安全に、救われることができます。

自障障他のはたらきは、第十八願に辿り着く前に起こります。

そして、「自障障他を為してはいけない」というのは、当流における戒なのです。

この戒を守ろうと為す方は、かなり宿善が開発されてきています。

第十八願に辿りつくには、第十九願、第二十願によって、守られます。

いきなり第十八願をすすめてもわからない方には、まず第十九願、第二十願からすすめてゆかねばなりません。

信前において、南无阿彌陀佛は、たった六字ですけれども、魔から守ってくださる働きがあります。

浄土の秘けいは、魔からは見えません。

この「けい」とは、戸を閉める横木のことですが、これは、魔から見えぬように、戸を締めることを指します。

魔は、私たちをこの流転の世界にしばりつけておこうとしますので、解脱されては都合が悪いのです。

自力門では、たとえば、無心になったとします。そうなると、魔に狙われることも多く、簡単にやられてしまいます。ですので、自力でも、師につくことが望ましいのです。

持戒を修せずに、能力の向上を求めたりすると、危険です。

一般の道場では、魔境を警戒せねばなりません。

しかし、真宗念仏におきましては、そのようなことを、行者は何も気にすることなく、安全に三昧に入り、気がついたら救われております。

とても安全で、とても簡単で、とても早い手順が、釈尊より伝えられているのです。

ですから、気軽に、私たちは救われることができます。

そしてもちろんこれは、次第相承の善知識のご恩でもあります。

あたかも、子供が親に守られて育つかのようです。

ありがたいことです。

南无阿彌陀佛



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