浄土真宗の教義について

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●No.46 admin 
毎日
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[ 357 ] 南无阿彌陀佛の六字について 2008/01/27 (Sun) 17:48 △up ▽down
ある方へのメールにお書きしたものを、加筆修正したものです。

本当は、我らにとりましては、一切経を全部読む以上の功徳があるのですが、意味が強過ぎて、引かれてしまうといけないですから・・・
しかし同時に、嘘もいけないのですので、
「本当は、一切経を全部読む以上の効果があるんだよ。
法然聖人や、親鸞聖人は、一切経を読んで、南无阿彌陀佛が出世本懐と見抜けたけど、ぼくら凡夫が読んだら、何が大切か全然わからなくて、経文に埋もれてしまうよ。
学一番の法然聖人も、何十年もかけて、一切経を五度読まれて、それでも、なかなかわからなかったんだよ。
だから、ぼくら凡夫には、南无阿彌陀佛の方が功徳があって、どんな功徳があるかというと、真実信心いただいて、極楽往生治定するんだよ。
凡夫が一切経を読んだら、わけがわからなくなって、かえって弥陀をたのめなくなってしまうからね。
もちろん、一切経の功徳はとてつもないけれど、読んでも読めないぼくらにとっては、こっちの方が功徳があるよね、実際に救われることができるんだからね。
凡夫には、長いとありがたく見えるから、衆生を惹き付けるために、釈尊は一切経を説いたんだ。それに、自分で修行ができる人のためにも、弥陀の救いに辿りつくための道筋としても、たくさんの法門を説いてくださったんだよ。
南无阿彌陀佛は、たった六文字、だけど、この六字に、もっとも尊い内容がこもっているんだよ。あの素晴らしい御文様よりも、この六字に価値があるんだよ」と。

南无阿彌陀佛

●re.1 admin 
毎日
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[ 408 ] Re1:南无阿彌陀佛の六字について 2008/03/05 (Wed) 17:35 △up ▽down
他所にてお書きしたものです。

南無はたのむ機であり、また信ずる機でございますね。
そして、どちらの解釈にも、弥陀が入ってございます。

◎このゆゑに南無の二字は衆生の弥陀をたのむ機のかたなり(御文4-14)

◎しかれば「南無」の二字は、衆生の阿弥陀仏を信ずる機なり(御文3-7)

さらに私は、ここに、

◎うれしさをむかしはそでにつつみけり こよひは身にもあまりぬるかな(御文1-1)

を重ねまして、よろこんでおります。

うれしさにも、ふたつあるようでございます。

南无阿彌陀佛

●re.2 admin 
毎日
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[ 410 ] Re2:南无阿彌陀佛の六字について 2008/03/05 (Wed) 18:02 △up ▽down
◎うれしさをむかしはそでにつつみけり こよひは身にもあまりぬるかな(御文1-1)

この古歌のこころについての、補足でございます。できましたら、御文様を手元に置きながら、読んでいただけたらと思います。

◎「こよひは身にもあまる」といへるは、正雑の分別をききわけ、一向一心になりて、信心決定のうへに仏恩報尽のために念仏申すこころは、おほきに各別なり。かるがゆゑに身のおきどころもなく、をどりあがるほどにおもふあひだ、よろこびは身にもうれしさがあまりぬるといへるこころなり(御文1-1)

まず、「正雑の分別をききわけ」、
次に、「一向一心になりて」、
そして、「信心決定」。

その上に申す念仏ですから、これは、信決定後の、
御恩報謝のお念仏。

本当に、格別なものです。

早く、このよろこびを、ご縁ある方に、味わってもらいたいものです。

そして、そのきっかけになるのが、「正雑の分別のききわけ」ですけれども、それこそが、無宿善の機には聞けぬ法であり、六つの字のおいわれであり、南无阿彌陀佛でございます。

南无阿彌陀佛

●re.3
菩提心
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[ 678 ] Re3:南无阿彌陀佛の六字について 2008/07/09 (Wed) 10:36 △up ▽down
毎日様

信心決定して、お陰様で早半年を過ぎることが出来ました。

このトップページにも有りますが、

『弥陀をたのむ』とても有り難いお言葉だと思います。

愚鈍の私には、これしか有りません。

御文の中の、お言葉一つ一つが、五百年前の蓮如上人から頂いているお言葉です。

私に出来るお返しは、御恩報謝のお念仏だけです。

それさえも、怠っている私です。

それでも、阿弥陀様は、きっと微笑んで下さっていると思います。

南无阿彌陀佛

●re.4
毎日
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[ 679 ] Re4:南无阿彌陀佛の六字について 2008/07/09 (Wed) 12:55 △up ▽down
菩提心 様

御恩報謝の南无阿彌陀佛、本当にありがたいです。

ありがたくてお称えしているのに、それがまた、ありがたい。

だからまた、ありがたくて南无阿彌陀佛。

本当に、私のような凡夫にはもったいなく、あまりにもすばらしく、功徳満載の六字であると思います。

信じられて、本当に良かった。

南无阿彌陀佛

●re.5
愚老
北陸の男性
[ 680 ] Re5:南无阿彌陀佛の六字について 2008/07/10 (Thu) 10:05 △up ▽down
毎日様
菩提心様
年老いて懈怠の日々の愚老です。昔の妙好人の人々は良い言葉残して居られますね。
三河の国・長松さん自ら戒め人にも勧めた言葉に同行には常に三つの持病があると言われて・

一つには称名を忘れる病
二つにはご恩を忘れる病
三つには参詣を忘れる病
この三病を治療する妙薬が親鸞さまのご和讃にあるという。
称名を忘れた時は・・・弥陀大悲の誓願を,深く信ぜん人はみな、ねてもさめてもへだてなく、
           南無阿弥陀仏を称うべし・
又、ご恩を忘れた時は・如来大悲の恩徳は,身を粉にしても報ずべし、師主知識の恩徳は骨を、
           砕きても謝すべし・
又、参詣を忘れた時は・たとひ大世界に満てらん火をも過ぎゆきて、佛のみ名を聞く人は、なが
           く不退にかなふなり、
以上の和讃を思い出すのがよいと言うのです,妙好人の人々は世の苦難の中にいて行住座間に念仏と生活とともに念仏行者として1日1日感謝と懺悔に歩まれたんですね。愚痴ばかりの持病に愚老も心得たく思いますが・・・南無阿弥陀仏。

●re.6
菩提心
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[ 681 ] Re6:南无阿彌陀佛の六字について 2008/07/10 (Thu) 12:57 △up ▽down
愚老様

挙げて下さった御和讃、このように区分けして下さると、その御心もよく分りますね。

親鸞会の正信聖典の中には
『如来大悲の恩徳は,身を粉にしても報ずべし、師主知識の恩徳は骨を、砕きても謝すべし』が入っておりまして、特に、朝晩の勤行の最後には拝読させて頂いておりました。
(なまくらな私は、いつも三日坊主でした。でも、阿弥陀仏の平等に救う本願が有り難いです。こんな、なまくらな私も、愚老様や毎日様と一味同行にさせて頂きました。)

御和讃は、信後に拝読させて頂くと、そのまま心に入ってきます。

親鸞会では、上記の御和讃は、善知識に信順したり、遠方の聴聞のお誘いによく引用されていましたね。

確か、教行信証から、蓮如上人が選ばれて「正信念仏偈」「念仏和讃」として、勤行を勧められたのでしょう。
親鸞会は、親鸞会独自に和讃を選んでいます。

でも、今にして思えば、都合の良い御和讃を選んでいるんだなと思います。

蓮如上人が選ばれた、念仏和讃は、阿弥陀様の光明を讃えられた御和讃ばかりです。

私も、その光明の有り難さを、今身体で知る事が出来ます。

その光明に包まれている我が身も有り難いです。

南无阿彌陀佛



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