浄土真宗の教義について

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●No.132
ひろ
東京の男性
[ 1535 ] 霊夢の真偽性 2009/06/13 (Sat) 12:32 △up ▽down
祖師や開山上人などは不思議な夢やお告げによる始まりって多いですね。
口決面授なんていったって何があったのか知っているのは本人だけ。

第三者に対しては証明もできないし、証拠も残らないから何を言ってもわかりません。

数百年の歴史を見てみるとどこもそれなりに発展してるからそれはそれでいいのかな、正邪は別として・・・というよりわからない。

霊夢などのお告げなんて体験した事ある方います?



●re.1
ボン
関東の男性
[ 1537 ] Re1:霊夢の真偽性 2009/06/15 (Mon) 08:17 △up ▽down
ひろ様、こんばんは。

私はこれまで、夢のお告げや不思議な出来事を体験したことは一度もありません。

法然上人や親鸞聖人にまつわる夢のお告げや不思議な出来事について聞き及んで
おりますが、100%信じることもできないし、100%疑うこともできないというのが、
正直なところです。はっきりいって、よくわかりません。

それどころか、釈尊一代の教法についてすら、はたして本当のことなのか、
真っ赤なうそなのか、私には判断ができません。

ただ真宗では「信心を先とする」ということが、よくいわれますが、
この言葉をおりにふれて思い出すにつけて、その深さに感じ入っております。

ここで言う信心というのは、いわゆる“他力の信心”ということです。
私は、はからずもいただくことになったこの“他力の信心”でさえ、
「本当にこんなことで・・・」という思いを払拭しきることができません。

たぶん、釈尊の教えについても、ご開山の教えについても、完全な証拠や根拠を
求めて納得しきることなど、私には不可能なことだと、あきらめております。

ただ、納得できようができまいが、すでに信心をいただいたことは確かです。
この信心を内心に深くたくわえて、時には信じ、時には疑い、娑婆の命が尽きるまで、
これと向き合っていこうかと考えております。

なぜなら、これ以外に、私のとるべき道はないと思うからです。
たとえ、それが真っ赤なうそだったとしても、たとえそのうそを信じたとしても、
私には何も失うものがありません。

仏教は、科学ではなく、宗教です。誰もが納得しうる客観的な根拠を示しえない
ということが、宗教の宗教たるゆえんではないかと思っております。

南无阿彌陀佛



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