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[ 749 ] 南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/27 (Wed) 00:45
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御文様を拝読しておりますと、何度かこういった表現に出会います。 「南无と帰命する」(3-8、4-8、5-5、5-9) あるいは 「南无とたのむ」(1-15、3-5)
また、 「南无といふ二字は帰命と発願廻向とのふたつのこころなり」(3-6) ともあります。
いままで、「南无」=「帰命」=「タノム」と理解していたのですが、このあたりを読むと、どうやら「南无」と「帰命」「タノム」は、異なることのようでもあります。 いいかえると、「南无する(?)」という、何らかの行為があるように読めます。
少し混乱していますので、明らかに教えていただければと思います。
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●re.1
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毎日 |
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[ 750 ] Re1:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/27 (Wed) 01:24
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鈍べえ 様
「『南无』=『帰命』=『タノム』」 で良いと思いますし、「『南无する(?)』という、何らかの行為があるように読めます」という読みで良いと思います。
御文様を素直に読めば、そのように読めてくるはずです。
「では、『と』とは何か?」と言えば(「南无と」の「と」です)、「情態副詞の構成語尾の『と』」にも似たものと解され、「作為的変化」を示すものとも取れます。
南无阿彌陀佛
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[ 751 ] Re2:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/27 (Wed) 14:07
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毎日さま鈍べいさま お久しぶりです。8月も後半になると朝晩涼しくなりました。仏法談義よろしくお願い致します >「『南无』=『帰命』=『タノム』」 で良いと思いますし、「『南无する(?)』という、何らかの行為があるように読めます」という読みで良いと思います。
愚老も以前から有縁の知識さまより良く聞かせて頂きました。帰命と言えば南無の訳語で帰命は色々の義がありますが宗租見眞大師のお言葉で味わえば(南無は即ち帰命と申すなり、帰命即ち 釈迦弥陀二尊の勅命にしたがい、めしにかなうと申すなり)と有ります。 南無は帰命、帰命とは我らが阿弥陀如来様に向いたてまつり後生助けたまえと頼む心なりと仰せられてあります。頼む行為ですね。
法然上人の歌 阿弥陀仏、たすけたまえへの、ほかはみな、おもうもいふも、自力なりけり。 行ぜずして,行ずる、行あれば、行ぜざるに行ずる、身とはなる。 南無阿弥陀仏。
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[ 752 ] Re3:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/27 (Wed) 20:29
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毎日様 愚老様 鈍べえ様 こんばんは
>法然上人の歌 > 阿弥陀仏、たすけたまえへの、ほかはみな、おもうもいふも、自力なりけり。 > 行ぜずして,行ずる、行あれば、行ぜざるに行ずる、身とはなる。 >南無阿弥陀仏。
法然上人のお歌を聞いて喜びが溢れてきました。法然上人のような尊い方とも一味同行にさせていただけたのかと思うと、もったいないばかりです。 このような歌を残してくださったこと、またこうして伝えていただけたことに感謝します。
南无阿彌陀佛
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●re.4
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毎日 |
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●re.5
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毎日 |
非公開の非公開 |
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[ 754 ] Re5:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/28 (Thu) 06:30
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愚老 様
寒くなって参りましたね。いつもお書き込み、ありがとうございます。
他力につきまして談義できること、とてもしあわせです。
このしあわせを、求める方には、ぜひ知ってほしいと思いますが、私には、いかんともすることできません。
ただただ、弥陀のはたらきを信じるのみです。
南无阿彌陀佛
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[ 755 ] Re6:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/08/28 (Thu) 11:24
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毎日様 いつも有り難いお話し有難う御座います。 >寒くなって参りましたね。いつもお書き込み、ありがとうございます。 > >他力につきまして談義できること、とてもしあわせです。 この様な(毎日の浄土真宗)ホームページ立ち上げて頂き平素同行のお方とあまり法門について語る機会が御座いませんが、ここに投稿の方々と仏法談義出来ますことは時代と言え本当に有り難い事です。蓮師様・信心決定の人も細々に同行に会合に時はあいたがいに、信心の沙汰あらば、これ即ち真宗繁昌の根元なり、とおっしゃられます。大いに宜しくお願い致します。 >このしあわせを、求める方には、ぜひ知ってほしいと思いますが、私には、いかんともすることできません。 > >ただただ、弥陀のはたらきを信じるのみです。 蓮師様のお言葉にも法を聞けよ聞けよと悲痛な思いで仰せですが・是も仏縁としか言い様が無いのでしょうか、 ひとたびも,佛を頼む心こそ、真の法にかなう道なり。 つみふかく、如来を頼む,身になれば、法の力に西へこそ行け。 法を聞く,道に心の定まれば、南無阿弥陀仏ととなえこそすれ。 (蓮如聖人) 南無阿弥陀仏。
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[ 756 ] Re7:南无と帰命とタノム(御文)
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2008/09/01 (Mon) 09:03
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鈍べい様。7様。毎日様 今年の夏は各地豪雨被害と物価高に終わりそうです。 今日一日は防災の日・・是から地震。台風の被害が無ければと願うばかりです。 この様な所も味わいたく存じます。 問い・一期に一度助け給えと弥陀を頼む南無の二字なりといえり其の後称うる称名にも南無を添て称ふると重々といふる事に頼む心の有るかと申す人あり如何心得はんべらん。 答えて曰く、この條捨てがたし聞受ては尊さのいやまさる事あり元より南無は願なり阿弥陀仏は 行なれば一度頼む時願を成就し助け給う所、行を満したり、さて其の上に称ふる所は既に一念の 時,願行成就して往生の定りつつ頼む機と助け給う法と一つになりぬれば佛躰,即ち我等を離れ給はず我等又佛躰にいりぬる故、願行は早や成就せし所、あらかたじけなや、尊とやと喜ぶあまりに称ふれば是、即ち我等が往生の體なるが故に弥陀を称ふるは我が名を称ふる所なりされば古歌に 弥陀たのむ、人は寝ざめのほととぎす、我が名、称ふるあか月の空。といえる心をよくよく知るべし 蓮如聖人吉崎御逗留の時、御選述 一念に我往生のひまあきて うれしさのままいとまなきかな 道西の歌に 木できざみ絵に書弥陀も弥陀でなし まことの弥陀はいつくにぞある 蓮如聖人の返歌に 木できざみ絵に書く弥陀も弥陀でなし 真の弥陀は六字なりけり 千はやふる玉のすだれを巻あげて 念仏のこえを聞ぞうれしき 頼むぞよ老木の花はちるとても さきつずく萬代の春 難しいように申しましたが。味わい深いものです。後生の一大事時間は待って呉れません親鸞聖人様のお言葉で有りませんが・・誠なる哉,摂取不捨の真言,超世稀有の正法,聞思して遅慮することなかれ。仏法に遇うことも信じることも因縁と説かれますが聞いて思う心(煩悩)は勉強して記憶した頭も(煩悩)、遺してゆく遺体の一部にすぎないのだから平生の時、三毒抱えた煩悩,弥陀願力不思議光をもって消滅し真実誠の菩薩様を叩きこまして頂きましょう。 老めれば心、かたちもよわりゆく、 後生の願も若き内なり・・ 南無阿弥陀仏。
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